「イガミ突き」がいよいよ10月7日から始まりました。
この家は油小路通(京都の南北を縦断している通り)に面し東西の方向に建っています。(玄関が西向き) 建物は御多分にもれず南側に傾いています。一説によると京都の東西に建つ家は南側に「コケている」例が多いらしい。
その南に傾いている状態を元に戻す作業が「イガミ突き」で今回の改修のひとつのポイントでもあります。
北側の柱の根本から南側のトオリニワの上部にワイヤをかけてターンバックルで締めてゆきます。
(北側の根本から南側に数本ワイヤが架けられた)
 
梁にワイヤがかかっている状態。
 
2階天井裏の梁にまかれたチェーン。
(2階は又別に引っ張る)
 
小屋裏の上部を引っ張っているワイヤ。
 
コケていた柱が元の垂直の状態に戻される。
床板を貼り床下を固め再び傾かないようにする。
 
イガミ突きをしながら屋根に野地板を貼ってゆく。
床下を固め併せて屋根も固める事により再度傾かないようにする。おおよそ2週間くらいは引っ張った状態にしておくとのこと。
 
南への傾きを元に戻した為「50年前に補修された梁」から外れてしまった柱。

戻る
アンダーフレーム