11月15日からトオリニワに カワツナギとして「ごろんぼ」を設ける準備が始まる。
「ごろんぼ」の材は、「地松」を使う。
 
大工の西村さんいわく「ごろんぼ」には、ベイ松ではなく年輪の間隔も狭く硬い 『地松』 を使う。地松も割れるが、ベイ松のように材全体にスーッといかずある程度で割れが止まる。
又 場所を変えたところが割れる。それだけ材が硬いんや。」「ベイ松のような真っ直ぐなヤツはごろんぼには向かない。
地松でないと(少し材が曲がっている状態) 色気がない。」これだけのこだわりの仕事をしてもらえることに感謝感激の気持ちで一杯になってしまう。
 
でも、その分寸法を取るのが大変なようです。
なにしろ この材は角の部分が無いから慎重にスミツケをする。
 
スミツケをする道具。
材は 「竹」で 両端に切り込みが何本も入れてある。
(太いほうは40本切り込みが入れてある)
「若いころにはよー作らされた」と言っていた。
 
トオリニワのカワバシラに取り付けられた「ごろんぼ」。
西村さんのこだわりは スエ(伐採する前の木は地面に近いほうを『モト』 木の上のほうを『スエ』と言う)を陽があたる方 つまり建物の南側にもってゆき北側に『モト』をもってきた。
つまり写真左手が南になるので『スエ』。右手が『モト』になります。
「木が立っていたときに高いほうにお陽さんが当ってたやろ。そやから南に「スエ」を持ってくるんや。」と説明してくれた。

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